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家の空気をつくる素材 ―床編―

ようやく梅雨明けの兆しが見えてきましたが、雨模様が続いています。
この時期だからこそ考えたい調湿性のある素材についてお話をしたいと思います。

今回は直接肌にふれる床材です。
私たちは合板などの新建材を使用せず、自然素材の無垢材を使用した家づくりをご提案しています。
床材の種類は多種多様ですが、室内で大きな面積を占める部分ですので素材選びは慎重に行いたいところです。

無垢材とは、原木からそのまま切り出した接着剤を使わない木材です。
一方合板とは、原木を薄く切った単板を接着剤で何層も重ねて1枚の板にした木質材料です。
どちらの材にも強み・弱みがありますが
無垢材が調湿性に優れていることは大きな違いであり強みのひとつ。
天然の木を使った木材は、製材された後も温度や湿度を調整する機能を有していて
周囲にあわせて空気中の水分の吸収・放出を自然と繰り返してくれます。
うだるような蒸し暑い日でも素足で無垢の床の上を歩くと、べたつくことなくサラッとした足ざわり。
湿度が下がると体感温度も下がるため、外気よりも涼しいと感じられることも珍しくありません。
それが、優れた調湿性がもたらす快適さです。
ただ湿気を吸い込む分、どうしても床や建具の木部が膨張することがありえます。
最小限に抑えるには十分に乾燥させた無垢材と、その特性を活かす職人の高い技術が必要なのです。

先月発刊されましたチルチンびと100号の“木と土の家”特集では
木と土の自然素材図鑑と題して、あらためてその性質や種類が解説されているほか、
木質住環境が人の健康に与える効果についてもふれられています。よろしければそちらもご覧くださいませ。

竣工ページ更新しました!


自然にとけこむ住まい

西日本もようやく長雨の季節に入りました。
久しぶりのまとまった恵みの雨ですが、梅雨入り早々の大雨は少し心配です。
皆さまもお気をつけてお過ごしください。

さて、6月22日・23日の2日間完成見学会を開催いたしました。
ご来場頂きました皆さま、誠にありがとうございました。

今回のお住まいの屋根材は、重厚感のある石州瓦の和瓦・銀黒色です。
石州瓦は島根県の石見地方で生産されている粘土瓦で、三州瓦・淡路瓦と並ぶ日本三大瓦の一つです。
1200度以上の高温で焼くため硬くて強いと評価が高く、凍害の心配のある寒さの厳しい風土に適しています。
瓦は初期費用が高いという印象をもたれることが多いのですが、
化粧スレートやガルバリウム鋼板等の屋根材と比べ性能の劣化や退色がほとんどありません。
そのため長期にわたるコストをふまえて比較すると経済的な屋根材といえます。

外壁材はガラス質の骨材を主成分とする天然無機素材ユニプラルの塗り壁です。
24色から選べるアースカラーや、仕上がりのテクスチャーによって表情が変わります。
自然豊かな景観とも調和し、時代に左右されないシンプルで美しい佇まいになりました。
ご来場の皆さまからもご好評いただきました。
改めてご協力いただきましたお施主様へ心より感謝を申し上げます。

施工事例ページ更新しました!


6月22日(土)23日(日)完成見学会

雨上がりの木々の緑が目に鮮やかな季節となりました。
このたび、お施主様のご厚意により完成見学会を開催いたします。
自然豊かな地に建つ、子育て世代の2階建ての住まい。
LDKの大きな3間の開口部からは隣接する竹林の景色を楽しめ、
開放的でありながらも深い軒が落ち着きのある空間となっています。
リビングとゆるやかにつながる和室や、多機能収納も見どころの一つです。
玄関には、自転車やアウトドア用品を置ける広々とした土間収納もあり、
ご家族の暮らし方にあわせた家づくりのヒントが詰まっています。
ぜひ、この機会にご来場くださいませ。

日時:6月22日(土)23日(日)10:00~16:00
場所:東広島市八本松町飯田(ご予約後ご案内いたします)

※ゆっくりご覧いただくため予約制・先着順とさせていただいております。
お電話【082-429-2777】またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。